すべてのRSVPの流入元を追跡する方法:マルチリンク登録+ゲストタグ
イベントのリンクを5つの場所――Instagramのストーリー、家族のWhatsAppスレッド、会社のイントラネット、会場の紙フライヤー、ニュースレター――に投稿して、84人が登録。で、実際どこから来たの?
これまでは、正直に言えば「分からない」。公開登録URLが1本、RSVPのプールは不透明。なんとなく予想したり、メールアドレスの傾向を目視で追ったり、霧の中のまま受け入れるしかありませんでした。
今日で終わりです。Fotify のデジタル招待状プラットフォームに、ソース別のクリーンなアトリビューションを実現する2つの機能が搭載されました。つまり、マルチリンク登録とゲストタグです。本記事はその実践ガイドです。

1文でわかるコアアイデア
チャネルごとに共有用の登録URLを1つ作成し、そのURLにラベル(タグ)を設定。以後、そのリンク経由のすべてのRSVPに自動でそのタグが付きます。
以上。あとは具体例とワークフローです。
何が変わったか
これまでFotifyの登録フォームは「公開リンクが1本」という設計でした。1つのURL、1つのコード、1つのバケット。今回、その上に積み重なる2つのアップデートをリリースしました。
1. マルチリンク登録
1つのイベントにつき、最大25本の共有リンクを作成できます。それぞれに:
- 固有のURL(自動生成、または
fotify.app/r/familyのようなカスタムスラッグ) - リンク単位の集計:表示数、一意訪問者、登録数
- 個別の一時停止/再開状態
- 登録に自動適用される任意のタグリスト
フォーム本体(タイトル、必須項目、同行者の上限、参加/不参加、完了メッセージなど)は、すべてのリンクで共通です。フォームの設定は1回でOK。リンクは共有用の入口にすぎません。
2. ゲストタグ
タグは、ゲストに付ける自由形式のカラ―ラベルです(イベントごとに最大50個作成可能)。例:家族、VIP、Instagram、職場、Dietary-veg、飛行機で来る。タグにより次が可能に:
- 複数タグ(いずれか/すべて)でのゲストリストのフィルタ
- 数十人への一括適用
- 特定リンク経由で登録したゲストへの自動適用
- CSVインポート/エクスポートでの受け渡し
主催者専用で、ゲストには見えません。
この2つを組み合わせると、実在するアトリビューションが手に入ります。各リンクにタグを付け、登録にはそのタグが自動付与。ゲストは登録と同時に流入元でセグメントされます。
かんたんセットアップ(5分)
結婚式を例に進めます。各チャネルからのRSVP数を知りたいとします:
- 親しい家族(WhatsAppグループで共有)
- 職場の同僚(仕事用メールで案内)
- Instagram(フィードに投稿)
- QRコード付きの紙製セーブ・ザ・デート
ステップ1:まずタグを作成
ダッシュボードで「RSVP → ゲスト」へ。ステータスフィルタの上にタグのフィルタ行があります。[+ 新しいタグ]をクリックし、チャネルごとに4つのタグを作成。色も分けましょう:
- 🟡 家族
- 🟣 職場
- 🟢 印刷物

ステップ2:登録フォームを有効化
「イベント詳細」タブで登録フォームをオンにします。Fotify が最初からデフォルトリンクを1本用意します。いまは触らず、この上にリンクを追加していきます。
ステップ3:チャネルごとにリンクを作成
「共有用登録リンク」セクションで[新しいリンク]をクリック。モーダルで:
- 太字の項目名:内部名 → 「家族」(主催者にのみ表示)
- カスタムコード → オフのまま(または
familyと入力してfotify.app/r/familyに) - タグの自動適用 → 「家族」をチェック
- 「リンクを作成」
同様に「職場」「Instagram」「印刷物」も作成。最終的に、デフォルト+4本のチャネル用で合計5本になります。各カードにはURL、適用タグのチップ、そして「表示数」「一意」「登録数」の3カウンタが表示されます。
ステップ4:適切な場所に適切なリンクを共有
- 家族のWhatsApp → 「家族」リンク n- 仕事用メール → 「職場」リンク
- Instagramのプロフィールとストーリー → 「Instagram」リンク
- セーブ・ザ・デートのQRコード → 「印刷物」リンク
ここから先、到着するRSVPには自動でタグが付与。手作業の仕分けや推測は不要です。
ステップ5:数字の着地を見守る
リンク一覧では、訪問や登録のたびに各カードがリアルタイムで更新されます。1週間後、例えばこう見えるかもしれません:
- 家族 — 28 表示、18 一意、登録は「17」(コンバージョン非常に高い:身内は強い)
- 職場 — 64 表示、52 一意、登録は「12」(シグナルは弱めだが母数あり)
- Instagram — 320 表示、210 一意、登録は「9」(到達は大、コミットは低:想定内)
- 印刷物 — 6 表示、6 一意、登録は「4」(QRスキャンは意図が高い)
これで「何人」だけでなく「どこから」も分かります。次回どのチャネルに寄せるべきか、打つ手が明確です。
後からゲストをセグメント
タグ付けが済んだら、ここからが本番。「ゲスト」タブで、フィルタ行の任意のタグチップをクリックして絞り込み。2つ目のタグをクリックすると積み重ねられ、複数選択時は Any / All(いずれか/すべて)のトグルが現れます。
- Any(いずれか)——選択したタグのうち少なくとも1つを持つゲスト
- All(すべて)——選択したすべてのタグを持つゲストのみ
すぐに解けるクエリの例:
- 「未回答の職場の同僚をすべて表示」→ 「職場」タグ+ステータス「未回答」でフィルタ
- 「家族のVIPだけを見たい」→ 「家族」と「VIP」を All で
- 「Instagram経由で不参加の人は?」→ 「Instagram」+「辞退」でフィルタ
行ごとの「コピー/WhatsApp/メール」ボタンで、そのセグメントにだけリマインドを送信。すでに回答済みの人にスパムを送ることはありません。
手動追加したゲストへのタグ付け
すべてのゲストが自己登録するとは限りません。親族にはデジタル招待状フローで氏名入りの個別招待を送ったはず。彼らにもタグを付けましょう。
ゲスト単位(インライン)
任意のゲスト行で、タグ列の「+ タグを追加」をクリック。該当タグにチェックして保存。完了。単発編集に最適です。
まとめてタグ付け
数十人規模ならチェックボックスを活用:
- タグ付けしたいゲストにチェック
- 画面上部に出る赤い選択バーで「タグを適用」をクリック
- モードを選択——「追加」「削除」「置換」
- タグをチェックして保存
「ブライズメイド/グルームズマン」への一斉連絡用タグを付けたり、会場からの要請後に20人の食事制限ありゲストへ一括タグ付けしたり、といった用途に最適です。
CSVインポートで
プランナーや他ツールのスプレッドシートを取り込むなら、パイプ区切りの「Tags」列を追加:
Name,LastName,Email,Phone,Guests,Tags
Maria,Garcia,maria@example.com,+34612345678,3,Family|VIP
John,Doe,john@example.com,+14155551234,2,Work
イベントに未作成のタグは、デフォルト色で自動生成されます。後でタグマネージャーから名称や色を変更できます。

実践プレイブック
プレイブック1:RSVP締切が迫る結婚式
結婚式の3週間前、RSVP締切まで残り1週間。統計を見ると:
| リンク | 登録数 | 未回答率 |
|---|---|---|
| 家族 | 42 / 48 招待 | 低い |
| 職場 | 18 / 30 招待 | 高い |
| 12 | —(オープン) |
「職場」バケットが遅れています。ゲストリストを「職場」+「未回答」でフィルタし、各行のWhatsAppから軽くリマインド。家族にしつこくせず、Instagramの見知らぬ人にもDMせず、必要な人だけに的確に届きます。
プレイブック2:アクセス権が分かれたカンファレンス
2日間の業界カンファレンス。チケットは3種:General(一般)、Speaker(登壇者)、Sponsor(スポンサー)。3つのタグと3つの登録リンクを用意し、それぞれに該当タグをプリセットして共有:
- 一般向けリンクはパブリックのサインアップページへ
- 登壇者向けリンクは確定スピーカーにだけ個別共有
- スポンサー向けリンクはスポンサー契約書内にのみ記載
当日のチェックインでは、入口のボランティアがタグでフィルタして配布すべきリストバンド色を確認。会場のケータリングには、VIPディナーの人数把握用に「スポンサー」だけを抽出したCSVを渡せます。
プレイブック3:アクセシビリティをトラッキングするコミュニティイベント
車椅子アクセス、ASL通訳、グルテンフリー食の要否を把握したい場合。カスタムフォーム項目をそれぞれ追加し、登録後にステータス+カスタム項目の回答でフィルタして一致ゲストを一括タグ付け(例:Access-車椅子、Access-ASL、Diet-グルテンフリー)。会場やケータリングはワンクリックで抽出できます。
一時停止したリンク、削除したリンク、そしてデフォルトのルール
いくつか知っておくと便利なこと:
デフォルトリンクは特別扱い。 フォームを最初に有効化したときに作成され、青い「Default」バッジが付きます。名称変更、タグ変更、コピー、削除は可能ですが、一時停止やコードの再発行は不可。理由は、イベントのメイン登録URLだからです。もしカスタムドメインを使っていれば、yourdomain.com/register はそのデフォルトリンクのコードにリライトされます。コードを回すと、すでに共有済みのURLが壊れてしまいます。
それ以外のリンクはフル編集可能。 一時停止すれば一時的にオフラインへ(訪問者には404の代わりに「登録は一時停止中です」というフレンドリーなページ)。コードが漏れたら再発行。キャンペーン終了時は削除してOK。
一時停止や削除済みリンクには案内ページを表示。 素の404は出しません。「この登録リンクは一時停止中です」「このリンクは見つかりませんでした」というメッセージとホームへの導線を表示。クローズドURLには noindex, nofollow も付け、検索結果を汚しません。
リンクを削除してもタグは残る。 リンクを消してもタグ自体は消えません。すでにそのリンク経由で登録したゲストは、付与済みのタグを保持します。アトリビューションは永続です。
次の一歩
- 機能の詳細解説:登録フォームの使い方(ヘルプ記事)
- ゲストタグのリファレンス:ゲストタグの使い方
- ゲスト管理をフル構築:ゲストリスト管理の方法
- 招待機能の全体像:デジタル招待状 — RSVP+招待の特集ページ
まだFotifyが自分のイベントに最適か検討中なら、比較リサーチも用意しています。2026年版・イベントに最適なRSVPアプリで主要ツールを並べて解説。
まとめ
このアップデート以前は、登録リンクを送って待つだけでした。いまは同じイベントで5つのキャンペーンを並走させ、すべてのRSVPをリアルタイムに流入元へ帰属させ、チャネル、関係性、食事制限、同行者の有無など、関心のある切り口でゲストリストをフィルタできます——スプレッドシートなしで。
Fotifyの機能は一貫して、「主催者が別ツールの“つなぎ役”にされないこと」が出発点。マルチリンク登録とゲストタグは派手さはありませんが、余計な電話1本、不安1つ、深夜のExcel作業1回を減らす“静かなアップグレード”です。
次のイベントでぜひお試しください。共有前にリンクを作り、進行中もタグを付ける。誰かに「どの投稿が効いた?」と聞かれても——もう答えられます。
はじめ方で困ったら、登録フォームの完全ガイドでダッシュボードの全設定を、ゲストタグの記事でタグ運用の端から端までを解説しています。
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